セブンイレブンで、「しっとりクッキー ミルクチョコ」というお菓子を買った。
チョコレートが52%練り込まれたとろけるやさしい口どけのクッキーとのことだ。
食べてみると、クッキーとしてはかなりねっとり。チョコレートとしては粉っぽい。
感想として、ああ、これはクッキーとチョコの「境界」だなと思った。
以前にもこういう感じの類のお菓子を食べたことはあるが、52%という配合がそうさせるのだろうか、非常にいい感じの「境界感(?)」だった。
大学で受けている講義の1つに「現代芸術論」というのがあって、その中で「境界」というのをテーマとしている。モノとモノとの境界という概念はとても深いと感じている。自分の作りたいモノは基本的に人との触れ合いが不可欠だからだ。
どこまでが自分で、どこからが触れていて、どこからがモノか。そういう3次元の中のギリギリの一点、2次元的な一瞬にまで考えを巡らせるととても面白い。
クッキー1枚でそんな哲学的になる必要もないが。
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