自分の通う大学のプロダクトデザイン専攻では、論文(という名のレポートに毛が生えたもの)を書かないと卒業できない。ので現在ヒーヒー書いているのだが、その関係で本屋のデザイン雑誌の多さに気がついた。
ビジュアル関連からインテリア、建築まで含めると相当数が本屋に並んでいる。少し前までは雑誌コーナーの一角を埋め尽くすほどのデザイン系雑誌などなかったように思うのだが…。
雑誌が増えるということはデザインの「ファッション化」が進んでいると言うことだろうか。ミラノサローネも、この数年で急激に企業とデザイナーとの親密なコラボレーションではなく、単なるファッションとしてのデザインが増えてきたとの論評も見たことがある。
ここで自分の言うファッションとは「企業がこの1年流行させたいもの」と言うことだ。
何で服飾業界って毎年毎年ファッションショーやるんだろね? デザインを勉強する前からずっっっと疑問なんだが。「今年の流行はコレですよ〜」って、何勝手に期間決めとんねん。
今日本屋で一番このことを強く思ったのは、「anan」が別冊でインテリアコーディネートの本を出版しているのを見たときだ。「流行り」としてプロダクトデザインを捉える。うーん…。
そういうもんじゃ、ないと思うんだけどなぁ。
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