昨晩(今朝?)テニスのウインブルドン2008、男子シングル決勝が終わった。…いや、すごかった。
同じようなことを以前も書いた気がするが、自分はテニスはしない。機会があればテレビで見る、というだけである。スポーツは基本、観戦するのが好きだ。
そんな、ルールも何となくしかわからない自分でもはっきりとわかる。まさに一流と一流、世界ランク1位と2位でしかできない技術、力、精神力の応酬。テレビの画面を通じてでも、まざまざと見せつけられた。
テニスは居合いと似ていると思う。時速200キロ前後の球を打ちあうには、集中力と瞬時の判断、そしてそれをモノにする身体の使い方が要求される。サーブを打つ時の一瞬は刀を抜く瞬間と似ている,と感じた。
世界で、全世界で1位と2位。いろいろな分野でこの称号を与えられた人はいるが、月並みだがそのような人はやはり、めちゃくちゃスゴいのだ。自分が凡人と思っているならば,本当に並大抵の努力で追いつける次元ではない。めちゃくちゃな努力に、才能というオマケまでついてきた時,人は1番と言う場所にたどり着けるのだろう。
自分は、デザインという分野でそんな高みに行けるだろうか。デザインに1位や2位と言うのは曖昧な話だが、そこを見てみたい気もする。
それには圧倒的に何もかも足りない。また自戒。
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