龍安寺、そして仁和寺に行ってきた。
京都にいる間に、できるだけ寺巡りをしようと思っている。日本のデザイン観の一端はやっぱり寺社仏閣にあると思う。ここにいないとできないし。
ちなみに龍安寺は「りょうあんじ」、仁和寺は「にんなじ」。調べるまで知らなかった…。
まずは龍安寺。大学の授業で「造園学」というのを取っていたので龍安寺の石庭について予備知識はあったが、実際に行ってみると…以外と小さい。ちょっと拍子抜け。
それと、平日とは言え春休みだからか学生さんや観光客がすごく多くて、何だか本来の石庭の静かな佇まいが感じられなかったのが残念…。こういうものはやっぱり一人静かに拝観したいよなぁ。
とはいえ、玉砂利と岩で水の流れを表す、っていう考え方を実際に目にできたのは面白かった。
このコンセプトにあるディフォルメの感性、それと水を表現する砂利のラインの引き方がまさにグラフィックデザインの先駆けだと思う。漫画もそうだが、日本人は昔からディフォルメの能力が代々磨かれてきたんじゃないかな。浮世絵とか。
所変わって仁和寺。こちらは予習無しだったのと行った時間が遅くて有料の御殿が観れず。
桜がすごいようなので、ぜひもう一回来ようと思う。
ここでびっくりしたのが、五重塔の下で何かすごい体育会系な叫び声が聞こえてきたので修行か何かかと思ったら、黒ずくめの人たちが…!
どうやらバス会社の人たちに何からしく、
「…安全運転を、します!!!」
「安全運転を、しまぁぁぁすっ!!!!!」(一斉唱和)
…いやいや。こぇえよ。しかも何故ここでする。五重塔の下で。
外人さんちょー興味持ってるじゃん。写真撮られまくり。
ちなみに龍安寺のサイトが思った以上にスタイリッシュにデザインされていたのでリンクwww.ryoanji.jp/
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