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一週間弱、東京へ旅行に行ってきた。 歩き回っていたので、なんか全身筋肉痛…。昨日今日とぶっ倒れてしまった。
着いた初日には、東京国立近代美術館で「エモーショナル・ドローイング展」を観に行った。奈良美智氏を始め、アジアを中心とした作家のドローイング、またはドローイング的な手法を使った作品の展覧会だ。 普段、自分は芸大に通っていると言ってもずいぶんカタい制作をしていると思っている。なので、まさにこの「エモーショナル・ドローイング」といった作品を観ることは本当にリフレッシュにもなり、刺激にもなる。 自分は、奈良美智氏の作品はやっぱり他の作家と並んだ時にも力があるなぁ、と感じた。上手い女優の目力に近いと思う。あと、ホセ-ガレスピという作家の圧倒的な暗く、重いイメージのドローイング群のインスタレーションは非常に寒気のするものだった。 2日目には一番大きな目的だった東京都現代美術館の「ジブリ・レイアウト展」へ。 いやぁ、思った以上の点数が展示されていてお腹いっぱい。非常に良い展覧会だった。 とにかく、宮崎駿氏、そしてアニメーターたちの「線」は本当に走っている!(右の写真は撮影可能スペースのもの) いつも、アニメーターという人たちの線の走り方には驚かされる。一人一人が「作家」ではない。それぞれがそれぞれの線を書き出す中でひとつのアニメーションが出来上がっていく。 その原画一枚一枚が「絵」としての力を持っていることに敬服する。 最後の2日間は東京に住む友達とさいたまスーパーアリーナでのライブイベントに参加。 いわゆる「アニソン」のイベントで、ひさびさにオタクらしいオタクに囲まれたイベントに参加した。…いや、落ち着くな、やっぱり。 アニメをあまり観なくなって5年以上経っているが、やっぱり自分はアニメ好きから始まっているんやなぁ。 …楽しかった!アツかったわ〜。ライブの一体感は本当に楽しい!またこういう「オタクもの」に手を出してしまいそうだ…。いやいや…。 今回は本当に「楽しかった!」と思える旅行だった。