ちょっと遅くなりましたが、プロダクトデザイン展が終了しました。
学外展、学内展ともに本当にたくさんの方に来ていただきました。ありがとうございました!
写真は学内展での展示の様子。
これは、「服をかけておける姿見鏡」。明日着る服を準備する、その服を片付けておく、という2つの行為をひとつにできたら動きやスペースの無駄を省けるのでは、という発想で制作したものだ。
展覧会で一番有意義だったのは、肯定・否定、様々な意見をもらえたことだ。鏡を見ながら服をフィッティングする、選んだ服をその場で片付けられるという2つの行為をまとめたコンセプトは、おおむねよい反応を得られたと思う。
しかし、造形面ではあぁ、なるほどなぁと思う指摘をたくさんいただいた。今回、業者さんに実制作を委託したことは、出来上がりは非常に満足している。が、自分の構造や素材、そして造形の弱さを実感したし、見ていただいた方にもズバリ言われてしまった。
今日、進路について教授たちと話し合いをした。その話をしながら、自分がデザインを仕事にしていく実感とともに、これからもっともっと努力しないと…!という思いを強くした。
展覧会のためにコンセプトをひねり出し、カタチに落とし込み、更に人にそれを見せる。この一連の行為を精一杯やった。が、弱点もたくさん見つかった。
さぁ、こっからだ。
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