昨日は制作している作品の加工をしてもらうために、鉄工所に行った。鉄材のアールはどこまで曲げられるかなど、ちゃんと現場で聞いて得られたことがたくさんあってよかった。急いで図面を書き直さなければ。
なんだか久しぶりに真昼、午後2時に外出したのだが暑いなぁ…。でも、空がとてもキレイだ。
先日まで日本文化論という授業で、アニメについてレポートを書いていた。そのついでで借りてきた筒井康隆原作、今敏監督の長編アニメーション「パプリカ」をやっと観た。
頭の中の洪水。
妄想、夢、目に見えないもの。そういったものを表現するのにアニメーションは本当に効果的だ。実写でやると「嘘」になることをすべて「真実」として 扱うことができる。
「パプリカ」のストーリー上でもテーマだったが、肉体を通じて行われるのが真実のコミュニケーションとは限らない。脳を通じて感知されるものは触れられる・触れられないといった物理的制約を軽々と超えていける。
今敏監督の丁寧なドラマ作りと丁寧に作られたアニメーションが合わさるとその妄想が真実となって脳に入り込んでくる。そんな映画だった。
しかも観終わってふとテレビをつけると押井守監督の「イノセンス」をやっていたりして…。
結局それも観てしまった…。
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