今更ながら、初めてコカ・コーラの「い・ろ・は・す」を飲んだ。
確かに容器はペコペコだった。
でもこのコンセプト、そんなに騒ぐほどのことだろうか。例えば外国産の飲料のペットボトルには「破けるんちゃうかコレ」ってくらいペッコペコのものもある。なのに売る側が「これが新しいペットボトルのカタチだ」っていわれても「ふーん」ってなもんである。
というか、そう思うんだったらコカ・コーラの製品全部この容器にしたらええやん。それができない今の日本の価値観。キュウリはまっすぐがいい。ペットボトルはちょっとやそっとじゃへこまぬものがいい。
こういう価値観が、「い・ろ・は・す」を特殊なものにしているのだろう。それはもう古いんと違うの。日本、というか世界のモノ作りはこれから今まで経験したことのない領域に入ると感じる。というか自分ら若いもんがそうしていかなくちゃならないと思う。
「い・ろ・は・す」を改めて見て、そんな大きなことを考えてしまう。
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